今週、話題になった某レンズメーカー主催の鉄道写真コンテスト入選作に数年前の他の鉄道写真コンテスト上位入選作が盗用された件は考えさせられる事が多かった。応募者は15歳の中学生ということだが、インターネット、デジタル時代になって「盗作」は簡単にできる事を証明することになった衝撃は大きく、同時に「オリジナル」のありかたも問われることになった。 HP等でアップされた作品をコピーし、プリントすれば「名作」を手元に残す事ができる。と同時に、コピーからプリントに至る過程で自分自身で「加工」をしたら、その作品のオリジナル性はどうなるだろうという疑問も生じてくる。「似て非なるもの」というグレーゾーンに入れてしまうことで、贋作の発生に歯止めが効かなくなる事態も有り得るわけだ。作品に「名前を入れる」対策もあるが、真剣に作品を守るためにはSNSを含めネットには安易にアップしないことも大事なのだろう。今件でいえば入選作品をネットで公開していたコンテストの主催者側にも一考の余地はありそうだ。
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「なのはな」と)出会える街。 |
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