2015年10月28日水曜日

鉱都 足尾を偲ぶ

 わたらせ渓谷鉄道を初めて訪問したのは、北陸新幹線長野開業で碓氷峠から在来線が消えた頃。 紅葉を楽しむ群馬詣の新たな行き先を探しに訪れた程度だった。 新鮮な目でロケハンしてみると、役目を終えた施設や鉱山作業員用の住居らしき建物が印象的だった。 なぜ渓谷でなくこれらの施設に目がいったかは思い出せないが、知らず知らずのうちに「足尾銅山」のイメージを追っていたのかも知れない。 背景の紅葉も見事だったのでトロッコ列車と合わせて狙ってみたが、通過前に山が陰ってしまい作品的には今一歩になってしまった。 以後、わたらせ渓谷鉄道には幾度か訪問しているが、この場所へは足を向けてはいない。 今は沿線の景色が魅力的に映るからだ。

名物のトロッコ列車は元JRと元京王線の車両が使用されている。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)

第三セクター転換時は「レールバス」だったが、今は16m級車両に交代した。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)



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