2015年10月29日木曜日

撮影「名所」への配慮

 箱根登山鉄道沿線の秋は紅葉。 高低差の関係で紅葉も山から麓へと移動してくることから、時期的にも長く楽しめる沿線として人気がある。  
 今回の写真は、雑誌やパンフレットで紹介されている代表的な撮影地。 ゆっくり登ってくる登山電車を4種踏切から狙うのだが、近年 この場所での撮影に対して雲行きが怪しくなってきた。
 この踏切の先は民家につながっていて、踏切は私有地とのこと。住民からその私有地で「ねばる」撮影者に対してクレームが入っているという。 言ってみれば自宅前に長時間、大勢の人がたむろされていて落ちつかない・・・といったところだろう。 
 カメラマンは「天下無敵」ではない。せっかくのご好意で撮らせてもらっているのだから、撮り終えたら速やかに退去するという「配慮」が求められる。 仮に、その意味がわからないのであれば「マナー」から学ぶことだろう。 撮影禁止になる前に。

赤と黄色の競演。
 (カメラ CANON EOS-1V HS、フィルム フジクローム RVP)
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