2015年10月24日土曜日

魅力的な秋の函館山線。

 函館本線は函館~札幌~旭川を結ぶ大幹線。その内、函館山線といわれる長万部から倶知安、小樽を経由する函館本線の紅葉は昔から一見の価値アリと言われている。山線を行く観光列車としては、観光シーズンの週末に運転される臨時特急「ニセコ」号はあるが、平日はローカル列車が走るのみのローカル線になってしまっている。
 道南の秋景色を楽しむには、寝台特急「カシオペア」のようなクルージング列車などの入線を期待したいところだが、例外的な迂回運転を除き実現していない。そして今後、函館山線の運命を左右するのは北海道新幹線。札幌延伸の際は山線ルートで建設されるため、開通後は「並行在来線」として在り方を問われることになる。 さて、風光明媚な山線は存続できるだろうか。  
函館起点185キロポスト付近を行く「C62ニセコ」。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)


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