JR貨物の機関車の愛称はユニーク。 直流機EF65の後継、EF210形電気機関車は、初めての配置が岡山機関区だったことから「桃太郎」。交流機ED75,79置換え用のEH500形電気機関車は小さくて力持ちの「金太郎」と命名されている。 誘導モーター、VVVFインバータ制御などが採用された新世代の機関車の愛称が、馴染みのある物語の主人公というミスマッチさも好評でファンからは親しみをもって受け入れられている。 新型機関車への愛称付けは、電気機関車EH200形には「ブルーサンダー」、EF510形は「レッドサンダー」、北海道向け電気式ディーゼル機関車DF200形には「レッドベア」と続き、こちらでは一転して独創的な愛称が付けられている。
一方、新型機関車のうち、北海道新幹線対応の青函向け複電圧機関車EH800とハイブリッド式機関車HD300には今のところ愛称は付けられていない。どういう愛称になるのだろうか。想像するのも楽しみである。
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200両の「桃太郎」は、直流電化区間で活躍中。 |
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「金太郎」は81両で交直流区間を担当。主にED75、79重連を置き換えている。 |
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「北斗星」用のEF510 500番台は「レッドサンダー」がベースのOEM。 |
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