2015年6月26日金曜日

お座敷電車「なのはな」。

国鉄末期に千葉地区に登場した「なのはな」号は、日本初のお座敷「電車」。 東北上越新幹線開業後、波動輸送用になっていた165系急行形電車を改造したもので、初めて「クモロ」という表記が使用された第一号。 客車中心だった「お座敷車両」の中で、お座敷電車を登場させた背景は房総地区には客車の配置がなかったこと、牽引機関車を必要としない、直流電化区間であればどこでも入線可能といった電車ならではの機動性、柔軟性のある運用ができることが大きかった。 「なのはな」の成功により、JR後、「お座敷客車」の後継は交直両用「お座敷電車」で置き換えられていったことによって、運用範囲の拡大にも繋がった。ちなみに現存するお座敷電車は485系特急形電車の改造車。「最後の485系列」となる可能性はかなり高い。
お座敷電車「なのはな」、使い勝手の良い3両、6両で営業可能だった。


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