2015年6月11日木曜日

日本初の振り子式気動車

 昭和47年に試作製造された391系気動車は、動力がガスタービン、アルミ車体、そして振り子構造の台車など当時の新技術が採用され、非電化区間列車の高速化を狙った意欲作。試験走行が伯備線、山陰線、田沢湖線等で行われ、最高速度130km/hを記録するなど期待通りの性能を発揮したが実用化には到らなかった。一説には、騒音や燃費問題がクリアできなかったともいわれているが、従来のDMH17系エンジンの「安定性」と比較すると新技術ゆえ劣ったことも否めない。廃車後は大宮工場に保管され、鉄道イベントで展示されたこともあったが、今年初頭に解体されユニークな前面部のみカットモデルとして残されている。 

まだ現存していたとは・・・が第一印象。2000年当時すでにガスタービンは撤去されていた。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)
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