2015年6月16日火曜日

デザイン革命を起した営団6000系。

地下鉄千代田線を代表する電車が6000系。昭和43年に試作車が誕生した時、その斬新なデザインには驚かされた。特に非常扉を収納した左右非対称の前面デザインは、その後の車両デザインに大きな影響を及ぼし、6000系=「千代田線&電機子チョッパ」を連想する程、この電車の知名度は広まった。全35編成製作され、試作車が2次まで、量産車は7次に渡った。
 今回取り上げた6001-6101編成はその2次試作車。外観上は側面の裾が特徴で、現在も制御メカを更新の上営業運転に就いている。ところがこの編成はその車体構造上、小田急線へは乗り入れることができない。近い将来、小田急、JR両社の車両が相互に乗り入れできるようになると小田急線へ入れない唯一の車両になる。 今後の去就がちょっと気になる「スカート付」だ。

右から昭和44年製、平成4年製、平成22年製。新しさを感じるのはどの車両だろう。
(カメラ EOS7D)
原形に近い、更新改造前の第2次試作編成。
(カメラ CANON AE-1P、フィルム コダクローム KR)

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