2015年4月10日金曜日

鉄道博物館に入るEF55。



メカは戦前の名機EF53がベース。最高時速95km/hでの流線型の効果は少なかったという。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RFP)
 鉄道博物館に展示されるEF55形電気機関車は、昭和11年に製造された全3両の「流線型」機関車。現役時代は特急「つばめ」牽引にも充当されたが、特異な構造ゆえ実働期間は短かった。 だが教材用として残されていた1号機が昭和62年に動態復元されて以後はJR東日本で動態保存機として現役復帰。近年はブレーキ系統多重化への対応が難しいことから本線運転は取り止められていた。第二次世界大戦の傷跡も残る数奇な運命の機関車だが、安住の地が鉄道博物館であることを願うのみである。 

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