2015年4月9日木曜日

早苗月



ロケハンで見つけた棚田、C11は絶気運転だったが汽笛が心地よかった(カメラ CANON EOS7D)
 四季が美しい日本の風景、自然と共存している方々も季節の歩みと共に動き出す。只見川沿いの棚田にも水が入り、田植えが始まろうとしていた。対岸には只見からのSL列車が走るという長閑な光景に何の躊躇いもなくカメラを向けていた。 
 だが2011年を境にこの景色から線路を往来する列車は消えた。只見線は、人災ともいえる水害の影響で会津川口~只見にある複数の橋梁が流されたため不通となっているためだ。 鉄道は自然の一部であることは、鉄道廃止によって寂れていった町を見ると理解できる。 復旧には84億円のコストが必要ともいわれている。風光明媚なこの区間に列車が走る日は来るのだろうか。 

【スポンサーリンク】

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ