1990年代の東北新幹線でのフラッグシップトレインは、東京~仙台ノンストップの通称「スーパーやまびこ」。その運用に充当されたのが二階建て車両を組み込んだ16両のH編成。利用客からは色が変った二階建て新幹線100系という印象だが、こちらは従来の200系を改良した車両。新造された二階建て車両は、二階部にグリーン席、一階部にはカフェテリアと一人用グリーン個室、そして普通4人用個室が設けられた。特に4人用個室は小さな子供連れの家族には好評だったが、晩年は一部「てもみん」室へ転用された。東北新幹線は、ビジネス特化の東海道新幹線とは異なったアプローチの車両が多い。その脈流はオール二階建て車両MAXのE1、E4系や3クラス制になったE5系へも活かされている。
最高速度240km/hながら電動車14両、16両編成の「スーパーやまびこ」は圧巻だった。 (カメラ CANON EOS RT、フィルム フジクローム RDPⅡ) |
300km/h時代となった新幹線と二階建て車両は共存できないのだろうか。 人が往来しない二階グリーン席は有難いサービスだった。 |
1 件のコメント:
初めまして、動画共有サイトで鉄道系の動画を作る予定のロングスキーと申します。
現在、200系H編成に関する動画を製作中で、H編成の画像を探していた所、このブログに辿りつきました。
恐縮ですが、写真を動画内で使用させていただいてもよろしいでしょうか?
ご返事お待ちしております。
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