足ヶ瀬駅に到着する「SL銀河ドリーム号」。昨今、三重連列車は珍しい。 (カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP) |
岩手県 釜石線で昨年から運行が始まった「SL銀河号」。C58蒸気機関車+気動車の編成は、難所 陸中大橋~足ヶ瀬の仙人峠を自力登坂するためのもの。 ところが前身の「SL銀河ドリーム号」はD51+客車5両。仙人峠を登るためには、補助機関車2両を陸中大橋から足ヶ瀬まで連結するという「玄人好み」の運転がなされていた。
補助機関車が必要な従来のSL運行は、通年運転に際してはネックとなったことは想像に難くない。それによって「客車」を気動車として自力登坂させるアイデアが誕生した訳だが、三重連の迫力には敵わない。「乗車を楽しむ」旅であれば、補助機関車連結の停車時間も十分なアトラクションになる。「蒸気列車」の魅力は、広い視点で引き出して欲しいものだ。
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