2015年4月17日金曜日

鮮烈な「500系のぞみ」。



記録と記憶に残る「500系のぞみ」。
(カメラ CANON EOS-1V HS、フィルム フジクローム RVP100)
 「500系のぞみ」と時刻表で列車名以外に「形式入り愛称」が付けられたのは、この電車が初めてではないだろうか。1996年に鮮烈なデビュー後も色褪せることないスタイルは今でも人気が高い。メカニズム的にはF1マシンで有名になった「アクティブサスペンション」の導入が目新しく、流体力学に裏付けられたパンタグラフやエアロダイナミクスなど500系を理解するには工学的な見地も必要となった。「500系のぞみ」は、山陽区間での300km/h運転により東京~博多間を4時間49分で走破、超高速鉄道時代の到来を感じさせる「未来の電車」だったが、人気と裏腹に東海道区間では継子扱いでN700系時代になって東海道から撤退、今は8両編成となり山陽新幹線「こだま」で「余生」を過ごしているのは残念だ。   

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