2015年1月13日火曜日

ジョイフルトレイン「パノラマエクスプレス アルプス」

2014年の引退を前に「パノラマアルプス」カラーへ復元されたフジサン特急。
富士急行線では乗車券+特急券(300円)で乗車できる。
(カメラはCANON EOS7D)
 国鉄末期に誕生した「パノラマエクスプレス アルプス」。2001年富士急行「フジサン特急」に転じて13年、後継車も決まり、残り1編成も終焉を迎えることになった。
 国鉄~JR時代は、主な用途が団体用のため、一般客は臨時列車として運用される時を除いて乗車するチャンスは限られていた。そういう意味では身近な電車ではなかったが、改造車ながら展望席、ラウンジ、個室が導入され、シートピッチは1350ミリと当時としては規格外なコンセプトだった。
 当時各地で誕生したジョイフルトレインと称される欧風、お座敷の団体専用車両は、ただ移動するだけではなく乗車後も飽きない「おもてなし」がなされていた。このジョイフルトレインの「おもてなし」のコンセプトは、供食サービスというソフト面を充実させながら、今、各地で花開こうとしている。旅で必要なのは「非日常」であり「驚き」。 座るだけ、寝るだけのの移動は飽きられることをジョイフルトレインは示唆していたのかもしれない。

ラウンジ&展望席、大きい窓は眺望に優れている。「富士山に一番近い鉄道」には最適な設備。
向かい合わせでも足が干渉しない広いシートピッチ

【スポンサーリンク】

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ