中央東線 長坂付近を行く「あずさ」。 ロケハンは安全が第一優先。 (カメラはCANON EOS-1N RS、フィルムはRVP) |
撮影ポイント探しには、ロケハンが必要不可欠だが、ITが進んだ今ではGoogleマップで撮影地の辺りをつけるというプロの話もある位、IT技術は積極的に活用されている。 一部のデジタルカメラにはGPSで撮影地データも記録できる機種もあり、もはやアナログツールの出番はないように思えるが、実はロケハンで大事なのは人間の五感と地図。
鉄道カメラマンは、地図を読むのが得意な人は多い、カーナビはとても便利だが25000分の1や50000分の1の地図は初めて訪問する沿線、区間では有効で鳥瞰的に地形をみることが出来る。要は使い分けが大事なのだが、どちらかに依存しすぎるとバッテリーが切れたら何もできなくなるということにもなりかねない。「補完」意識を持っておくと解決すべき課題も見えてくるものだ。 最後に人間の五感。ポイント探しは、できるだけ沿線を歩くこと。多くの「気づき」に繋がるだろう。列車からのロケハンでは、外から列車がどう見えるかを意識している。 決めるのは自分の感性、個性である。
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