2014年12月24日水曜日

知ってるつもり!?




宮澤氏の記事で紹介されていた、昭和17年交友社 発刊、「最新図解鉄道知識」に記載されている図。

 線路や路盤については専門家でない限り、知っているようで判っていない範疇かもしれない。上の写真は1979年「鉄道ファン」216号に宮澤孝一氏が連載されていた記事をコピーしたものだが、鉄道用地の概念が良くわかる説明でもあるので紹介したい。
 記事では「犬走り」の誤解がテーマでもあったが、撮影マナーでの立ち入り範囲を知るには「どこまでが鉄道用地か」を知っておくことは大事で、この図からはバラスト(砕石)脇の小径は路盤であり線路内と同じということがわかる。 時代が進んでこの基準が緩和されているとは考えにくいので、これを最低限の目安とすべきだろう。 バラストに三脚を立てることなど論外だが、知らないうちに「線路内に立ち入っていたこと」に気づく人はいるかと思う。 「知らなかったから・・・」でとどまるのではなく、振りかえってみて次に活かせば良いのだ。 これは仕事や作品つくりとも共通する。

右側の小径は「犬走り」ではなく線路内。一般人は歩行禁。
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