豪雪地域を走り抜けてきた車両の床下には、戦いの痕が残る。 |
鉄道車両は、風、雨、雪など自然現象と共存している。 鋼製の車体では水に起因する腐食は避けることができないが、濡れた車体は走行することで乾かすことができることから、検査毎に再塗装を含めた加修工事はなされるとはいえ長寿命を維持している。 ところが「保存」という名目で屋外展示された車両は、「乾燥」されることがないため雨は各所に入り込み腐食が進み、比較的早く朽ち果ててしまう。
車両を良好な状態で維持するには、雨風をしのぐ「それなり」の施設や定期的なメンテナンスが必要なのである。 (撮影カメラはCANON NewF-1、フィルムはフジクローム RFP)
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