2014年12月17日水曜日

厳冬の釧網本線


美留和~川湯温泉間を行くSL冬の湿原号。 C11重連が力行する姿に魅了された。
(カメラはCANON NewF-1、フィルムはフジクローム RVP100)
2000年から運転されている「SL冬の湿原号」、文字通り「冬」しかも真冬の釧路湿原を行く観光列車である。 私が、初めて彼の地を訪れたのは2006年。それまで二の足を踏んでいたのは「真冬の北海道」がわからなかったからに他ならない。それを決意させたのは、急ではあるが仕事で札幌へ行くことが決まり、しかも運転期間のうち2日のみ運転される重連に間に合うことがわかったから。 行くなら一番の舞台で撮りたい!の想いは、「石山」での6時間の待ち時間も耐えてしまった。同好の士も多い中、カメラをセットした場所は氷点下、-15~-20℃だろうか。ダイヤモンドダストが舞う中で関東圏では得がたい「冬の北海道」体験をした。 一番驚いたのは、風がない時間は「寒くない」こと。ちょうど空気が動かない冷凍庫に居ると言う感覚だ。このとき得た経験は、次年度以降の冬の釧網本線撮影に活かされることになった。

駅弁「摩周の豚丼」の製造元「ぽっぽ亭」

ぽっぽ亭では出来立ての「豚丼」を注文したい。 冷え切った身体には一番のご馳走だった。

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