1月はJR成田線が1年のうち最も活気つく時期。成田山新勝寺への初詣臨時列車、通称成田臨が多数運行されるからだ。成田へは我孫子口と千葉口から入るが、特急「成田エクスプレス」、「しおさい」が日々運行される千葉口に対し、平時は普通列車のみの我孫子口はこの時期は各地からの臨時列車で賑やかになる。北陸新幹線長野開業前は関東近県からの列車を除き機関車牽引の列車が中心だったが、開業後は電車化が推進され2002年から元「あずさ」の183系によって波動用車両の更新がなされた後は、成田臨は特急形車両の時代となり183系、185系そしてE257系へと代変わりし現在に至っている。今回はその世代交代時期の作品で183系は「あずさ」時代に特急色とシンボルマークを復活させた初編成、EF58が牽引する団体列車は「南千住発」という珍しいもの。単線の我孫子口は列車写真を記録するのは今も昔も絶好のロケ地だ。
牽引機EF5889は鉄道博物館で保存されている。 (カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP) |
「あずさ」から転じた183系 |
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