2018年6月21日木曜日

そこにあるもの

 梅雨空の下、菖蒲が今がまさに見頃を迎えているのが小岩菖蒲園。京成江戸川駅から徒歩数分の距離なので、散歩がてら訪れる人も多いスポットだ。ここは背景に京成線の鉄橋があることから、タイミングよく電車を収めると「季節の中の京成電車」が出来上がるビューポイントでもあるが、写真で今昔を比較してみると景観も変わっていることに気がつく。その最たるものはJR市川駅隣地のI-linkタウンで、見事に鉄橋にかかってしまっている。あとは園内に「東屋」も増えたような・・・。創作の楽しみは、今「そこにあるもの」をどのように活かすかにある。アプローチの仕方は人それぞれだが、気をつけたいのは自身のイメージが先行しすぎないことだ。せっかくの旬な素材を「やらせっぽく」演出してしまうことになりかねない。
空が抜けていた1994年は「新赤電色」が健在の頃。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム エクタクローム EB)
近年の光景。モーニングライナー通過中。(カメラ CANON EOS7D)


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