今回の作品は2005年に沿線沿いのとあるマンションから撮影している8両編成時代の新京成8800形。振り返ってみると8両編成での運転を開始した1982年以降、新京成沿線で大きく変わった出来事としては他路線との接続強化と京成千葉線への片乗り入れがある。
長らくJRと京成だけだった接続は北総、東葉高速とのアクセスがなされたことで乗客の流れが分散、混雑緩和に繋がった。更に入線が6両に制限される京成千葉線に合わせて全編成6両に統一したことで輸送力の平準化がなされている。一見後退した印象もあるが、沿線人口の減少も踏まえつつ大量輸送からバリアフリーも考慮した効率輸送への転換を図ったことは評価できそうだ。
蛇足になるが私的に驚かされたのはこの作品を撮影した「沿線沿いのとあるマンション」は数年後にスクラップ&ビルドとなったこと。派手なカラーリング電車の登場に勝るとも劣らない驚きだった。
組み換えの公式:(3編成×8両)=(4編成×6両) (カメラ CANON EOS-1vHS、フィルム フジクローム RVP) |
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