今回の作品は国鉄末期の昭和59~60年にかけて、その「サ」から制御車に改造されたクハ455形700番台と600番台。種車は前者が付随車サハ455形、後者がサロ455形で背景には急行形を近郊形へ転用するに際して不足する制御車を改造によって充当したものだ。改造に関しては車体端面を切断し既に製造済みの運転台ブロックを溶接する工法で行われ、この工法は同時期に運転台取り付けを行った特急形、近郊形車両でも採用されている。
この中でクハ455形700番台は、今もJR西日本で413系近郊形電車と組みながら現役で運用されており最後の国鉄急行形車両としての存在感を示している。
クハ455 700番台 |
クハ455 600番台は、元グリーン車、 |
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