昭和59年(1984年)は九州島内全てのブルートレインと上野口、田端機関区限定の「あけぼの」「ゆうづる」にヘッドマークが復活した年。翌年のダイヤ改正から全ブルトレにヘッドマークが装着される先駆けとなる大きな出来事だった。
当時、注目されたのはヘッドマーク復活の狼煙がかつて全国に先駆けてヘッドマークを廃止した九州地区からあがったことで、「商品としての寝台特急のイメージアップ」を狙った施策として「九州島内全てのブルートレイン」を対象にしたことから、複合愛称「あかつき・明星」、関門トンネル用機関車にも装着するという徹底振り。新たにデザインされたヘッドマークの数々はファンの注目を浴びたものだった。今回の作品は東京発「さくら」を待つ関門トンネル用EF81、後に新幹線に愛称が転用されるとは思いもよらなかった頃の記録だ。
下関~門司、一区間のブルトレへのマーク装着。このこだわりが嬉しかった。 (カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP) |
0 件のコメント:
コメントを投稿