「カネは無くとも知恵で勝負」。とは言い過ぎかもしれないが国鉄晩年の昭和60年から毎年のように魅力的なリゾート列車を誕生させていたのがJR北海道。最盛期には6編成揃った中で国鉄時代に誕生した3編成は、在来車を種車とした自社工場での改造だった。今回の車両も国鉄時代の北海道オリジナル改造車で、片運転台のキハ56に廃車となった他車の運転台を溶接し両運転台車にしたもの。 技術の世界では「餅は餅屋」。鉄道屋の「自らで造る」という知恵と工夫は今、継承されているだろうか。
模型のような両運転台の2エンジン、2軸駆動のキハ53。 (カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP) |
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