2018年5月9日水曜日

疾風。

  函館本線 仁木付近、雪の残る山並みを背にC62ニセコ号が行く。ここは急勾配の続く峠越えではない平坦区間でもあることから、春近い五月の風をうけながら颯爽と走る姿にカメラを向けるファンは少なかった。
 今回の作品は「運行終了」が現実味をおびてきた数年前から撮り方を変えた時期のもの。有名なポイントは避けて「C62が走る」風景を追い求めた作品には今も想い入れがある。
山の裾野の果樹園からの眺め。この先、ニセコまでは二つの峠越えが待っている。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)


【スポンサーリンク】

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ