2018年5月24日木曜日

ブルトレ少年の記録(6)

4月18日の本ブログ「ブルトレ少年の記録(2)」(https://gazosousakunin.blogspot.jp/2018/04/2.html)で紹介した「『殿様』あさかぜ」では、A寝台車5両のうち個室寝台を備えた車両が4両連結されていたがその中核を担ったのが今回のナロネ22形。一人用個室6室とプルマン式開放寝台16名の合造仕様は「さくら」「はやぶさ」「みずほ」の20系化によって誕生したが、昭和47年には「あさかぜ」集約され全個室のナロネ20に続きナロネ22が3両連なった編成となり、他のブルトレとは一線を画していた。
 昭和50年新幹線博多開業後の「あさかぜ」ではA寝台車は3両に減車されたがナロネ22は2両連結され、華やかだった「殿様」時代を偲ばせながら昭和53年まで活躍した。引退後は、2両が北海道 新得でのSLホテル用に再利用され、営業は終了したがその姿を現在もみることができる。#ブルトレ少年
小窓のある後方が開放式、手前側が個室というナロネ22のレイアウト。
寝台のセット、解体は人の手に委ねられていた。(ネガカラー)

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