今年3月のダイヤ改正でJR貨物オリジナルのハイパワー機関車EF200形の定期運用が終了した。現在も残っている車両については吹田機関区のEF66、EF210の「代走」として使用される事もあるようだが基本的には退役ということになる。
国鉄機EF66の最大出力3900kwを凌ぐ6000kwのハイパワーを有するEF200だが、その性能を活かす設備の改良が伴わなかったこともあり、運用に関してはEF66同等の出力に抑えられたのは皮肉な事で製造も試作車1両、量産車20両にとどまったのは残念なことだった。その中、試作車が2017年製造メーカーの日立製作所水戸事業所にて保存されることになった。1990年代の意欲作「インバーター ハイテクロコ」が後世に残るのは嬉しい限りだ。
新機軸の採用が評価され、EF200は鉄道友の会1993年ローレル賞を授賞している。 (カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP) |
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