2018年5月17日木曜日

勾配票

 線路の縦断勾配を示す標識が勾配票。線路脇に設置されている木製のタイプが一般的で列車運行には大事な役目を果たしている。ファンにとっても勾配から力行区間を把握できる事もあって、初めて訪れる路線でのロケハンには重宝する標識だ。今回の作品はレールバス時代の天竜浜名湖鉄道だが、この区間は8‰の勾配であることが示されている。緩やかな坂を走る列車をどう表現してみようか、と知恵を巡らしてみるのも撮影の醍醐味になる。
無煙状態で坂を下るレールバスTH1型。天浜線には2005年まで在籍した。
(カメラ CANON AE-1+P、フィルム コニカクローム)

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