2016年7月12日火曜日

「KITAcolor(キタカラ)」になった稚内駅

 日本最北端の駅「稚内」、映像でも取り上げられる事も多かった駅舎は1965年に建設された3代目で、現在の4代目の「駅舎」は稚内駅再開発ビル「キタカラ」内にある。ここは鉄道駅のみならずバスターミナル、道の駅などの商業施設の他に高齢者住宅もあるという複合施設で2012年に全面開業した。 その反面、鉄道施設としては、かつて貨物の取り扱いがあった時期には側線が配されていた駅構内はすっかり整理され、今では1番線ホーム一本だけの「最北端の駅」になってしまった。 かつて駅近くのANAクラウンプラザホテルからみた景色からは、駅に発着する列車を見ることができたが、今は「キタカラ」内にあるホームを見ることも難しそうだ。この最北端の駅のあり方はどうなっていくのだろうか。減量経営が続くJR北海道、次の施策も気になるところだ。  
朱色の建物の右手に停車中の「スーパー宗谷」、札幌まで5時間の長距離特急だ
(カメラ CANON EOS RT、フィルム フジクローム RDPⅢ) 
かつての記念写真のスポット「最北端の線路」、今も黄色い車止めはモニュメントとして残っている。

有名だった三代目駅舎。始発駅というより「終着駅」といった佇まいだった。

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