2015年8月30日日曜日

イラストマークだった頃

 1978年10月に国鉄電車特急に登場した「イラストマーク」。東京発ブルートレインに装着されていたヘッドマーク人気にあやかって、国鉄特急のイメージアップのため従来文字とローマ字表記だった愛称幕をイラストに変えただけの企画だったが、ファンの「収集心」を刺激し瞬く間に人気となった。 デザインの優劣はあったが、没個性だった列車をタレント化したアイデアは関連商品にも多数使用されたことでも成功した企画ともいえた。そのような「イラストマーク」だが、JR以後に誕生した車両では一部を除き、見る事が出来なくなっている。 今は、イラストによる区別にとどまらず車両に個性を求める時代になったようだ。 

「棺桶」、「電気釜」と皮肉られた車両を一躍人気者にしたイラストマーク。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)


大宮の鉄道博物館では、屋外展示車両に残っている。



















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