2015年8月20日木曜日

今も残る初代「スカイライナー」

京成電鉄AE車は、Airport Expressの頭文字を形式としたもので、成田空港アクセス用の特急車両。「スカイライナー」には現在まで3代の車両が使用されてきたが、1973年から1993年まで「スカイライナー」や有料特急に使用されていた初代AE車両は保存されている先頭車1両を除いて見ることはできない。ところが40両のAE車は3400型と形式を改め、通勤通学輸送に現在も使用されている。車体は新造されたが、制御メカや台車などの主要機器を転用、「音」は初代AE車を偲ばせている。車両経年数に比べ走行キロが短く、機器の劣化が少なかったことからの改造と言われているが、後継のVVVFインバータ制御AE100型が他に転用されることなく廃車となっていることからも幸せな電車ともいえるだろう。


登場時はシックな塗装だった「初代スカイライナー」。

【スポンサーリンク】

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ