日本一知名度が高い軌道検測車は「ドクターイエロー」で親しまれている東海道・山陽新幹線用923形電車だが、同様の役目を担う車両は在来線にも存在している。 JR東日本では白い車体に赤いラインが入った「East i」が新幹線用、電化区間用、非電化区間用に揃っており、軌道、架線、信号の検測を行っている。
国鉄時代の検測は、マヤ34形客車が中心で機関車に牽引されて検測していたが、民営化後は、東日本、西日本、東海の三社は後継車両へ引き継ぎ、現在稼動しているマヤ34は北海道と九州に残る2台のみとなっている。 軌道を守る「ドクター」の世界も奥が深いものだ。
「East i-E」は、JR東日本の在来線電化区間を担当。 (カメラ CANON EOS7D) |
国鉄時代の検測車 クモヤ193系(左)、直流電化区間を担当した。 |
近代化改造されたマヤ34。「East i」誕生後に役目を終えている。 |
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