2015年5月8日金曜日

機関車、客車が消えたJR東海

飯田線を行くED18牽引の臨時列車。このような「汽車」は今後 走ることはない。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)
 JR旅客会社で唯一、営業に供する機関車を保有していない会社がJR東海。2013年に除雪用ディーゼル機関車が廃車、これで在籍ゼロとなった。更に機関車が牽引する客車は既に全廃となっていたため機関車が客車を連らねて走る「列車」を、JR東海エリアから見ることはなくなった。
 民営化後のJR東海には、国鉄時代から継承されたお座敷客車や欧風客車など100両を越える客車や30両近い機関車が在籍していたことからみると四半世紀の間にJR東海を取り巻く環境が変ったことが理解できる。 かつてはイベント用に客車や機関車を車籍復活して自社エリア沿線を走らせたJR東海だが、車両更新が進み国鉄時代の車両は新幹線ではゼロ、在来線でも70両を割るまでに縮小した。いち早く「国鉄時代」から抜け出した印象だ。  
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