2015年5月20日水曜日

一歩先を行く東武特急。

 浅草と日光、鬼怒川という観光地を結ぶ東武特急は、戦後から現在まで「時代の先を行く」電車として認識されている。1990年代に登場した現在のスペーシアでは初の個室席、車内サービスとしてビュッフェ、座席もJR「グリーン車」並みといった豪華版。その先代のデラックスロマンスカーでは、1960年代でエアコン装備、ジュークボックス設置のサロン室といった設備は、ライバルの国鉄との差を決定的にした。 一見、ユニークな印象の車両デザインだが慣れてくるとしっくり来るのはどの世界も同じだが、先月PRされた新しい特急車も先代に引けをとらないユニークさ。 どのような「先」を見せてくれるのか楽しみだ。 
登場時の特急スペーシア。一般公募で命名された。
(カメラ CANON NewF-1,フィルム フジクローム RVP)

デラックスロマンスカーには外国客向けのスチュワーデス、車内サービスのウエイトレスが乗務していた。

東武博物館に保存される1950年代の5700系。戦後初の日光・鬼怒川特急として活躍した。
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