2015年5月29日金曜日

北海道、本州、九州を制覇した電車。



4つのライトはクハ481 1500番台の特徴。 残っている最後の1両がレコード記録保有車。
(カメラ CANON NEWF-1、フィルム エクタクローム パンサー)
  国鉄特急の代表485系は、直流区間、50ヘルツ、60ヘルツの交流区間を走行できることから、その運用実績は日本の電化区間の殆どを網羅していた電車。その中で旭川から西鹿児島(現 鹿児島中央)までを走った車両が1両だけ存在する。それは5月30日ラストランを迎えるクハ481 1508号。
 道内初の電車特急として函館本線、札幌~旭川間特急「いしかり」で使用された後、早期に本州へ転属、一般車と混結のうえ東北本線の特急に使用されていたが脚光を浴びたのは1982年夏。東北上越新幹線開業前に青森配置の車両を鹿児島まで転属させる回送列車が仕立てられた際の牽引車として使用されたとき。そこで西鹿児島まで到達した。 国鉄時代には全国規模の車両配転は日常だった時代の珍記録だが、新幹線でも破ることはできない記録だ。
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