今回の作品は2001年に大井川鉄道で運行されたC10+C11+C12による三重連列車。完全なファンサービスのイベント列車だ。機関車牽引の客車列車が貴重になっていく中、「牽引機が蒸気機関車」に価値を見出すファンは昭和40年代の「SLブ-ム」の洗礼を受けた世代中心。それ以降のファンとは温度差があるようだ。それは鉄道会社にも言えることで復活蒸機で湧いた昭和末期~平成初期の頃と平成末期~現在とでは存在感が変わっているように思える。問題提起をするならば、平成の30年間でSLは経営上の「お荷物」になっていないか。今の集客のトレンドはグルメ等の「列車内のサービス」に移っている。そこでは牽引機は問われない。
現在、三重連が可能なのは大井川鉄道のみ。 |
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