東急では2000年に運用を終了した7200系の前面形状は、上下左右「く」の字に折れ曲がった独特のもの。そのデザインは「ダイヤモンドカット」と称され、造形は現在主流のFRP加工ではなくステンレスでなされているのが特徴。メカ的には「1M」電車で付随車を連結することで最短2両でも運行できたこと、車幅を地方鉄道車両定規内に収めた事で東急全路線に入線可能としたことが、引退後地方民鉄へ移籍する際に活かされている。現在、東急から引退した7200系が豊橋鉄道と大井川鉄道で余生を過ごしているのは嬉しい限りだ。
ダイヤモンドカットをクローズアップ。2018年までは上田電鉄にも在籍していた。 |
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