今回の作品はJR北海道発足後の多客期に見られた2編成を連結した特急色時代の781系電車。注目したいのは側面で「JNR」 エンブレムとライトケース&窓回りの赤帯の側端部、運転台前部窓の傾斜角が60度に揃えられていることがよくわかる。この調和のとれた塗装はビジネス特急「こだま」以来のもの。ところが民営化後は脱国鉄が進められ、会社独自の新塗装が氾濫してからは、このカラーリングは「国鉄メイク」として再認識されるようになった。この「国鉄メイク」、鉄道史における「レガシー」になっているのは確かなようだ。
クリームと赤の特急色車両は大宮、リニア、京都の各屋博物館等に保存されている |
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