2018年10月7日日曜日

併用軌道の難所

 東京さくらトラムこと都電荒川線の名所でもある飛鳥山付近は、明治通りとの併用軌道として知られている。ところがこのエリアは66‰の急勾配区間だということは意外と知られていない。66‰と言えば廃止された信越本線横川~軽井沢間の碓氷峠とほぼ同じ。あらためてこの区間を「鉄道」としてみてみると急曲線共々かなりの難所であることに気がついた。今回の作品はその急勾配を降りてくる夜の都電を狙ったもの。切っ掛けは宴会帰りの酔い醒まし。秋の夜長にはこういう道草も良いものだ。
勾配対策として都電のブレーキは回生、発電の両ブレーキが併用されている。
(カメラ CANON EOS7D)
「ほら、そこに」
       
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