2018年10月24日水曜日

「よん・さん・とう」から生まれた函館線電化

「よん・さん・とう」は昭和43年10月のダイヤ改正のことで、赤字で苦しんでいた国鉄がハード、ソフト両面で大規模な施策がなされた歴史的にも大きな節目として知られている。その事業のひとつが北海道における函館本線 小樽~滝川間の電化。本州と陸続きでない地域で、かつ酷寒地での電化事業は前例のないことだったため、電化に際しては合計6年の準備、建設期間を要している。この電化事業の成功によって電化エリアは旭川、室蘭へと拡大、小樽~旭川間の函館本線は北海道の大動脈に成長した。「落下傘電化」とも称された事業の切っ掛けになったのが「よん・さん・とう」。半世紀前の先見性には敬意を表したい。
函館線電化の立役者、711系電車
                                 
交流専用車のカラーは赤2号。


         
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