北海道観光の優位性をポーカーに例えてみると東日本エリアの「フルハウス」より北海道の「ワンペア」が勝る程、北海道には「憧れの大地」という潜在的なブランドがある。その中で観光リゾート列車に求められるのは、奇をてらったコンセプトやモデルルームのような居住設備のクルーズトレインではなく、「少しリッチな中流の旅」が落としどころになるはずなのが、実際は「日常利用しているような電車」が大手を振っている状態となっているのは、やり繰り上手な北海道にしては歯がゆい感じがある。
厳しい経営環境下のJR北海道だが、今後は強い信念のもと新しい道筋を示し魅力的な観光地へ誘う「北海道らしい驚きのある」リゾート列車の誕生を期待したいもの。
リピーターになる切っ掛けは「思い出」に起因する。その一端が鉄道であっても一向におかしくはないのだから。
余市を行く「フラノエクスプレス」、改造車ながら新時代の車両を予感させたものだ。 (カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RFP) |
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