1988年の復元以来、何度かのマイナーチェンジをしているD51 498号機、先日の「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」で久々にじっくり見る機会があった。外観上では前照灯の脇に補助灯が付けられていることはすぐにわかったが、運転台にある銘板に思わず目が留まった。「鉄道省 鷹取工場 昭和15年」、そうこの機関車は国鉄前身の鉄道省時代の鷹取工場で製造されたのだった。調べてみると、この銘板はレプリカで2010年集煙装置を付けた際に復元されたそうだ。 それ以降、何度かD51を撮影しているが、この銘板の存在に気がつかなかった自分に呆れる反面、あらためてこの機関車の生い立ちに触れた事ができたのは良かったと思っている。復元後の姿は、昨年2月2日のブログ「吹きっさらしの仕事場」で紹介しているので比べていただけると幸いである。
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同僚のC61に合わせたシールドビーム補助灯。 |
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今はなき名門 鷹取工場製造の証。 |
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