2016年6月16日木曜日

14系客車の再生。

 北海道新幹線開業によって定期運用を終了した14系座席車、国鉄時代に簡易リクライニングシートを備えた波動用として製造され、臨時特急や団体列車に使用、後年は夜行急行のグレードアップに貢献した「特急仕様」の客車だが、JR北海道に残る「SLイベント」用以外は消えるかと思われていた。 ところが、最近東武鉄道と大井川鉄道で14系が復活するというニュースが話題になっている。 東武鉄道では蒸気機関車の復活運転用としてJR四国の14系客車を転用、大井川鉄道はJR北海道から「はまなす」に使用されていた車両を導入する。これによって運行開始後は空調の効く快適な車内で蒸気機関車の旅を楽しむことができるようになる。 特に大井川鉄道では電車と旧型客車との格差が著しかったので乗客には歓迎されるだろう。国鉄客車の灯は、まだ消えることはないようだ。
東武鉄道で使用される14系は、各車種のトップナンバーが揃う。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RDPⅡ) 

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