2015年2月4日水曜日

音を観る、姿を聴く。

長年、鉄道写真を撮っていると踏切音が早目に聞こえてくるようだ。鉄道耳とでも言えばいいのか一時的に集中力が高まることで「聞こえてくる」のかもしれない。これはジャンルは異なるが「鳥」専門カメラマンが遠方にいる鳥を判別することと似ている。鉄道の撮影は、列車が通過する一瞬で終わる。その前の待ち時間と比べると、実にあっけないものだ。その待ち時間に何をしているかというと「クルマに篭る」だけでなく、周囲を眺めながら、いろいろな「発見」探しをする。こうして養われた視点は、次の作品創りに繋がっていく。    


凍てつくシラルトロ沼を行く「冬の湿原号」。ここには「音」はない。
(カメラ CANON EOS7D)
 

列車待ち時間での思いがけない遭遇、オジロワシとオオワシ。


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