長年、鉄道写真を撮っていると踏切音が早目に聞こえてくるようだ。鉄道耳とでも言えばいいのか一時的に集中力が高まることで「聞こえてくる」のかもしれない。これはジャンルは異なるが「鳥」専門カメラマンが遠方にいる鳥を判別することと似ている。鉄道の撮影は、列車が通過する一瞬で終わる。その前の待ち時間と比べると、実にあっけないものだ。その待ち時間に何をしているかというと「クルマに篭る」だけでなく、周囲を眺めながら、いろいろな「発見」探しをする。こうして養われた視点は、次の作品創りに繋がっていく。
凍てつくシラルトロ沼を行く「冬の湿原号」。ここには「音」はない。 (カメラ CANON EOS7D) |
列車待ち時間での思いがけない遭遇、オジロワシとオオワシ。 |
【スポンサーリンク】
0 件のコメント:
コメントを投稿