雪晴れの中を行く「あいづ」。伝統の特急色も画像に残るだけになりそうだ。 (カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP) |
「特急色」と称されるクリームと赤の塗装は、昭和33年特急「こだま」から続いている伝統色だが、それを纏う車両の定期運行は「踊り子」号用の1編成を除いて3月のダイヤ改正で終了する。 理由は「車両の老朽化」といわれているが、経年劣化とは別にアスベスト問題がある。「断熱材の雄」とも称されたアスベストは国鉄車両にも当然のように使用されていた。アスベスト規制下で、現在の流れとしては、国鉄時代の車両は順次第一線から退かせ必要に応じて後継車に置き換えること。時代の流れとはいえ見慣れた色彩の車両が消えるのには寂しさを感じる。とはいえ、21世紀の今、魅力ある車両の登場には期待したいものだ。
【スポンサーリンク】
0 件のコメント:
コメントを投稿