2015年2月15日日曜日

イベント列車の在り様


碓氷線廃線後、上越線を走ったEF62重連「イベント列車」。
ユニークな列車であるがゆえファンのマナーが問われる。
(カメラ CANON EOS-1NRS、フィルム フジクローム RVP)
  現在のブーム化している鉄道趣味の中で、壊滅状態となったのは趣味団体主催の「イベント列車」。かつてイベント列車運行には好意的なJR支社もあったが、現在では行過ぎた「撮り鉄」が多く集まる「特別列車」運行は安全面確保の問題から「慎重」になっている。過去にはホーム上に殺到した撮影マニアに対して、列車運転の安全確保のため停車中の機関車の前扉を開けた事例もあった程、関係はギクシャクした。昨年、都下でD51が運転された際の警備体制を見ると、今はイベント列車を走らせれば良いという範疇でないことがわかる。皮肉だが、今後のイベント列車運行は「撮り鉄」がポイントになるようだ。       

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