2019年5月29日水曜日

No.2の価値

 今回の作品は、ほくほく線経由時代の681、683系特急「はくたか」。共通運用だった北越急行車とJR西日本車との混結を強調するため「北越急行」のエンブレムをアクセントにしている。北陸新幹線金沢延伸前、北越急行車(681系2000番台、683系8000番台)を中心とした「はくたか」は狭軌のほくほく線内で国内最速160km/h運転の実施により、標準軌での京成スカイライナーと並び国内No.2の高速列車として知られていた。そのNo.2の価値は「新幹線並みの高規格区間」であれば在来線でも160km/h運転が可能であることを実証したことにあり、その意義は大きかった。その北越急行車は「はくたか」が北陸新幹線に召し上げられた後、JR西日本へ譲渡され「No.2の誇り」を偲ばせつつ現在も「しらさぎ」等で活躍中だ。
混結が始まったのは681系が和倉温泉に乗り入れ後のこと。
左が北越急行、右がJR西日本車
          
【スポンサーリンク】

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ