2018年2月23日金曜日

東シナ。

「東シナ」はかつてのJR東日本品川運転所の略号で、東はJR東日本東京支社、シナは品川の電報略号を組み合わせたものだ。この「東シナ」は、昭和25年から東京鉄道管理局時代の品川客車区の表記だったが、昭和44~62年は東京鉄道管理局の再編で東京南鉄道管理局管轄となったことで「南シナ」へ、そして民営化に際してJR東日本東京支社管轄になり「東」に戻った経緯がある。その新生「東シナ」の看板列車はかつて「殿様列車」と称された博多行「あさかぜ」。今回の作品は仕業前整備を受けている「あさかぜ」で、当時のスペシャルカーを連ねた存在感は名門特急に相応しいものだった。その東シナが廃止されたのは平成11年。現在、このエリアは品川新駅建設を中心にした再開発の中にある。
シングルデラックス、ヂュエット、カルテット、食堂車を連ねた「あさかぜ」、15両編成は長かった。
(カメラ CANON NeF-1、フィルム フジクローム RDPⅡ)



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