2018年2月24日土曜日

コルゲートはオールステンレスカー第一世代

 オールステンレスカーが日本に導入されたのは1962年。東急車輛製造(現 総合車両製作所)がアメリカ バッド社との技術提携によって製造を開始して以来50年以上が経過している。創生期のステンレスカーは、ステンレス鋼加工の歪み取りが難しかった外板にコルゲート板が用いられていることが特徴で「第二世代」と称される1978年に製造された「軽量ステンレス車両」までは標準だったこともあって、今もステンレスカーといえばコルゲート板を連想してしまう世代は、この時代の影響が色濃く残っているようだ。
オールステンレスカーの技術革新は外板でも確認できる。コルゲートは「軽量ステンレス車両」ではビードに変わり、現在はフラット外板の時代になっている。さて、思い出に残るステンレスカーはどの世代だろうか。
弘南鉄道の元東急7000系には、バット社の技術が残る。
(カメラ CANON EOS7D)

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