2018年2月16日金曜日

表舞台から消える国鉄コンテナ車。

 国鉄時代「フレートライナー」輸送用のコンテナ車として製造されたコキ50000形の運用が3月末で終了するという。高速貨車の先駆車10000系に対し最高速度は95km/hに抑えられたが、並行ダイヤで夜行旅客列車と同列の運用が可能な事、牽引機関車を選ばないという汎用性の高さから1971~76の6年間に製造された総数は3600両を越え、国鉄コンテナ車の代表格になった。積載コンテナ数は、新形5t(12ft)コンテナC20系列では5台、10t(20ft)コンテナも3台搭載できたこともあり、高速貨物列車はコキ50000形の高速貨物B中心に替わっていった。その「立役車」が表舞台から消える。去る者への万感の想いを込めて、今回だけは全盛期の東海道本線「高速貨B」をアップしておきたい。
EF66牽引の50000系高速貨物B。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RFP)

「コキ50000積載禁止」の注意書きも役目を終える。

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